「中のものを全部片付けちゃってください」という内装解体作業の現場で、ゴーゴーお片付け南大阪営業所がこだわって必ずやることがあります。
それが、

作業の最後にする[ 今までありがとうお掃除 ]です。

中を空っぽにした後、釘も画鋲もできるだけ全部抜き、掃き掃除をして終わるようにしています。 「何十年と住んだ家やお店を解体するというのは、人生の大きな出来事になる。
最後に依頼者さんが家やお店と気持ちよくお別れできるように。」
と所長の磯野が始めたのが最初でした。

今回の現場は、もう閉業していた居酒屋さんを、椅子からお皿から業務用冷蔵庫から全て空っぽにしてほしいという依頼でした。

その作業中、足を止めてじーっと現場を眺めていた高齢の男性がいらっしゃいました。

聞けば、このお店に30年以上通われていたと。

一旦その場を離れられた後も、道の向かいからしばらく作業を眺めておられました。

その姿を見て、誰かにとっての思い出が詰まっている場所であることを改めて感じました。

と同時に、思い入れを持つ誰かの気持ちを大事にするスタッフの些事を誇らしく感じました。
手前どもの味噌の話を重ねてすみません
(嬉し誇らしいので言いたくて仕方ないw) 「えー、こんなとこまでキレイにしてくれるんや…」 最後の掃除の様子を見て、ご依頼者さんが小さくつぶやかれた一言です。

この居酒屋さんは新しくパン屋さんに生まれ変わるそうです。
お店の歴史のひと区切りをお手伝いできたこともまた、ゴーゴーお片付け南大阪営業所の誇りになっています。
#お客様の声